始めた理由は忘れた

なぜ、遊戯王に興味を持ち、OCGをやり始めたのか、そのきっかけは忘れた(←おぃ)。何かのゲームの攻略本についてきたカードがきれいだったので興味を持ったのがきっかけだったような気もするが。まあ、元々漫画は読んで知っていたし。
で、遊戯王を始めようと思って最初に思ったことは「対戦相手は?」ということ。1人で遊べるゲームじゃないし。少なくとも身の回りで聞いたことはない。
で、ちょっと考えて「この時代、きっとネット対戦の環境があるに違いない!」と思い、キーワードを色々考えながら検索してみる。当時調べたところでは、どうやらネット上ではチャットデュエルが基本だったらしい。これにはガッカリ。そんなものじゃ楽しくない。当時はブロードバンドでなかったこともあって、負荷の軽い専用のソフトとか、そういうのを期待していたのだが。
そして、さらに調べてみると、MTGのネット対戦のフリーソフトApprenticeを使って、無理矢理遊戯王のネット対戦をしている人達のサイト(その中心はS氏であった)を見つける。本当に無理矢理だったので、試しに使ってみたところ、かなり使いにくい。「裏守備がしにくい」とかいうレベルのもあれば、「日本語が通りにくい」「カード名がフィールドでは日本語で出ない」というレベルまで、どうみても使いにくいものだった。
そこで私はApprentice遊戯王バージョンを作ればいいのではないか」と思い立つ。「きっとS氏達もApprenticeが使いやすいと思っているわけではあるまい。遊戯王バージョンをつくれば、きっと使ってくれる。そうすれば少なくともS氏の仲間をネット対戦の相手として確保できる」という計算もあった。こうして私は2001年のゴールデンウィーク前に開発環境を整え、ゴールデンウィークガリガリと開発を始めるのでった。